CIOオフィスサービスの事例
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CIOオフィスサービスの事例をご紹介します。
近年情報システム部門は、従来より幅広い視野を持ち、業務やビジネスに対してより直接的な支援を行うことが求められています。
また、CIO(情報システム統括役員)が統括する領域も拡大しています。
限られた資源の中で情報システム部門の様々な課題を解決するための一つの手段として、お客さまに『CIOオフィスサービス』をご提案いたしました。
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CIOオフィスとは、CIOの意思決定や社内外の折衝を支援するための組織です。
弊社は、週1回程度の定例会を開催してCIO及び情報システム部門のマネージャーと情報共有を図り、IT企画を中心としたサービスメニューを提供し、お客さまの情報システム部門の改革を図りました。
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お客さま提供したサービスメニューからの抜粋です。
@CIOの意思決定に必要な情報の収集・分析
A情報戦略策定やシステム企画の支援
B他部門との折衝の下準備用資料作成支援
C情報システム部門のロードマップ作成支援
D各種標準化(開発、保守、運用、評価、プロジェクト管理等)の支援
E開発・保守、運用・管理に関わるベンダーとの折衝の下準備用資料作成支援
F情報化投資に関する評価の支援
G情報セキュリティ管理確立に関する支援
H情報システム全体に関わる課題管理支援、リスク管理支援
IPMO支援
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組織・体制、システム、IT予算の面から現状の課題を捉え、対策案を提案しました。
提案内容は、(1)情報システム部員の役割の見直し、(2)情報化投資の見える化、(3)サポート組織としてCIOオフィスとサービスデスクを確立することです。
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元々あったヘルプデスク機能に対して、以下のような改善を行いました。
・サポートメニューの明確化
・問合せ内容の分析から課題の抽出
・定例報告(月次、半期)の実施
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情報システム部門の持つ機能とCOBITの成熟度レベルを組み合わせたロードマップを設定し、評価を実施しました。目標は3年間で成熟度レベルを3に引き上げることでした。
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@お客さまの情報システム部員数の削減(サービス提供半年で2割減)
A会社合併に伴うシステム統合の完遂(データ移行含む)
B残存システムの終結